「守口市大日」物語
大阪市の北東部に接する守口市。
大阪市内に対する立地条件の良さで 早くから大手家電メーカーの企業城下町として 発展したのが大日エリアでした。
その安定した税収を背景に、守口市全域で 公共施設や都市基盤の整備、 各種行政サービスなどが充実。
現在の大日エリアは、成熟した都市機能を備えた 多世代型コミュニティを実現しています。
ここではその歩みをご紹介します。
交通の要衝であったことが発展の種。
1616年の守口。東海道五十七次の57番目の宿場町となった。大阪を出て最初の宿場町として本陣が置かれ、参勤交代の大名行列や様々な旅人が行き交う当時の交通の要衝として賑わった。時は流れ、1950年代からの日本の高度成長期。新しい技術による産業が生まれ、生産技術も飛躍的に向上。大阪でも、生産拠点として都心にほど近く、交通の便の良さで要衝となっていたのが守口市大日でした。この大日の立地条件に着目し、日本の高度成長期を支えた大手家電メーカーが基盤となる淀川事業所を開設したところが現在の大日駅前だった。
1983年、地下鉄谷町線が延伸して「大日」駅が開業。その後に大阪モノレールも開通して、大日は新たな都心直結立地として注目を集めることとなった。しかし、淀川事業所の撤退を機に、この地を大阪における次世代の都市核として発展させる計画が始まる。それが、「大日駅前複合再開発事業」である。
多世代型コミュニティとサンヨーホームズの熱い想い。
2006年、進展する高齢化社会を先取りし、これからの多世代交流を見据えた“多世代型コミュニティの創出”を開発理念とした「大日駅前複合再開発事業」が、サンヨーホームズの主導により始動。当時は西日本最大級と称された広大な敷地だった。住居ゾーンとして総1,163戸の「サンマークスだいにち」や総296戸の「サンマークス大日ステーションレジデンス」などのマンション開発、そして、「イオンモール大日」を中心施設とした商業・業務ゾーンを開発。壮大な街づくりは、2022年竣工の都市型シニア向け分譲マンション「サンミット大日」をもって完結を迎える。
今も今後も住みやすい守口市。さらなる発展との出会い。
守口市の住みやすさポイントは、大阪と京都の都市部ヘのアクセスの良さ、充実した医療体制、大型商業施設を含む買物施設の多彩さなど都市核としての成熟度に加えて、市北部に広がる淀川の整備された親水空間の潤いも挙げられる。
また、市役所の移転による新たな駅前再開発なども予定されており、今後もさらに住みやすくなる可能性が大きい街である。