「サンミット大日」の暮らし
ガイド岩本がご紹介。
コンシェルジュという“家族” が
いつもそばにいる暮らし。予約受付などを業務とするコンシェルジュですが、居住者の立場から見ると、自分のことを知ってくれている家族のようなイメージでしょうか。用事を頼むだけではなく、少し寂しい時には話し相手になってくれたり、体調がよくない時に気遣いのひとことをかけてくれたりと、コンシェルジュのいる暮らしには、さりげない見守りと心のふれあいがあります。
「サンミット大日」は現在建築中ですので、コンシェルジュサービスを具体的にイメージしていただくために、本件と同じ考え方で開発され、2016年より暮らしが始まっているサンミットシリーズのひとつ「サンフォーリーフタウン桜ノ宮サンミットコート」(大阪市都島区)のコンシェルジュにお話を伺ってみました。
毎日のできごとや趣味のことなどいろいろとお話し、
居住者さまのどなたとも家族のような親近感があります。国武:私たちは居住者さまのお顔や来訪されるご家族のお顔まで全部覚えております。仕事に就いてすぐの頃から、外出から帰られた居住者さまに「お帰りなさいませ」とお声をかけると、「ただいま」の後に、「今日はどこどこへ行って来た」「なになにをしてきた」とどの方もお話してくださるのです。とても嬉しかったのを覚えております。
難波:居住者さまにはかわいがっていただいていると感じております。こちらのコンシェルジュになって人とお話しすることがこんなに楽しいものだったかと改めて感じているほどです。居住者さまとの関係が家族のような感じになっております。
国武:素晴らしいキャリアや才能豊かな居住者さまも多いです。海外でお仕事された経歴があったり、芸術作品を創作されたり、楽器の演奏をされたり。サークル活動を主催される方もおられ、ご高齢でも自転車に乗って出かけられる方もおられます。私たちが居住者さまより学ぶことも多いです。
居住者さま一人ひとりの日々のご様子を
自然に見守っています。
国武:居住者さまのお出かけやお帰りも自然に確認できるので、お帰りが遅いととても心配になったりしますし、いつものご様子なども知っていますので、ご要望でフロントに来られたり、廊下ですれ違ったりするだけで、いつもと違うことに気付くこともあります。
難波:居住者さまにはいつも目を向けております。2、3日姿を見かけなかったり、レストランに予約されているのに来られないと連絡を受けたりすると、心配になります。
ある居住者さまが、元気に出かけられたのに、お帰りの際に足を引きずっておられることに気付いたことがありました。伺うと「歩いていて足がガクンとなった」とおっしゃっていたのですが、結局歩きすぎて疲労骨折されていたのです。いつもと少し様子が違うだけでもなんとなくわかりますね。
国武:一人でいると寂しい、と言われて私たちのところへ話に来られる方もおられ、ちょっとしたことでお部屋に呼ばれることもあります。おそらく私たちの顔をみて言葉を交わすことで安心してくださるのではないでしょうか。
基本業務の他に予期せぬご相談も。
なんでもお応えできるよう、勉強を続けています。
国武:最近はスマホの扱いについてのご相談が多いですね。家族とつながらなくなったなど一日に何人もおられます。私たちもスマホの専門家ではないですし、持っている機種も違うため、わからないことも多々あります。そのため携帯の本を買って勉強したり、シニア向け携帯を母に買わせて、ショップに聞きに行ったりして勉強しました。
次に多いのが電化製品の使い方で、誤ってボタンを長押ししてしまい、どうすればいいのかわからなくなったりすることです。また、どんな栄養を摂ればいいのか、などのご質問も多く、栄養の本を持ち込んで、食べやすく、摂りやすいものを勉強してお伝えしています。
できる限りご要望にお応えしたい。
喜んでいただけるのが私たちの喜びです。
国武:自分が知らないこともたくさん持ち込まれますが、なんとかお応えして満足していただき、うれしいと言ってもらえることが、自分にとってもうれしいことです。これからもいろいろと予期しないことが起こってくると思いますが、そのたびに勉強しながら対応し、居住者さまに安心と満足をお届けできるようになりたいと思っております。
難波:私たちとの距離感ひとつとっても、居住者さま一人ひとりのイメージが異なります。お出入りの際には必ず一言かけますが、その際も一人ひとりに合わせていくことが本当の満足につながるのではないかと思っております。
暮らしのお手伝いをすることは本来の業務ではありませんが、単なる受付業務でもないと思っておりますので、ご要望があればできる限りのお手伝いはしたいという気持ちはあります。その思いを持ちつつ、もう少し踏み込んでサポートしたほうがよかったのかとか、日々試行錯誤しながら、業務をすすめている感じです。
何かあると不安だから、というシニアのお声をよく聞きます。サンミットのコンシェルジュサービスはそんな見えない不安を解消。「何かあっても、コンシェルジュがいるから安心」が暮らしの特徴のひとつと言えそうです。
自分の「かかりつけ健康管理の専門家」が
マンション内にいるのは、心強いですね。「健康ライフアドバイザー(専門職コンシェルジュ)」ってよくわからないというお声に応えて、サンミット大日で担当予定の福田弘子さんに、具体的な内容を聞いてみました。福田さんは、看護師、ケアマネージャー、コミュニティソーシャルワーカーとして長く仕事をされていて、その知識や経験を活かして、一人ひとりの健康寿命を延ばすお手伝いをしたいと言われています。
日々の健康についてのご相談から、健康・医療・介護などの情報提供、
いろいろな制度利用のサポートなど、身近で健康ライフをサポート。
福田:地域には健康、医療、介護の支援窓口があります。それがマンション内にあるというイメージですね。大きく3つの方向で専門家ならではの支援をしていく予定です。
1つめは日々健康で暮らしていただけるような支援。2つめは制度など社会資源の利用で、いろいろな選択肢から、一人ひとりに最適な提案をすること。3つめは健康、医療、介護などについて体験型、参加型のまなびやイベントで健康寿命を延ばしていただくことです。
WHO(世界保健機関)が提唱するICFという方法で、
一人ひとりがどうしたら健康でいられるかを一緒に考え、実行をお手伝い。
福田:新型コロナでよく名前を耳にするようになったWHOが、暮らしと健康の関係について1984年に提唱したICF(生活機能評価)という考え方があります。ICFモデルで特徴的なのは、病気の有無だけではなく、自分が健康であると感じているかどうかを重視しているところ。健康的だと思うのは、日々が充実している、明日がわくわくしていて、パラリンピックのアスリートのように、できないことがあっても工夫しながら、自分の内面で湧き上がる健康感をもっていること。逆に不安や怒りがあって、よいことがあっても楽しいと感じないのが不健康ということです。
そういう視点で専門的に創られたたくさんの項目を定期的に細かく見ていき、自分では見落としているところを早く見つけて対応しながら、いつも生きがいや充実感をもって暮らしていけるように、一緒に歩んでいきたいと思っています。(希望される方のみ)
サポートで3つの「ない」を
お約束。
福田:一人ではできないことも、少しのサポートで今までどおりの生活ができることもあります。できるだけ健康寿命を延ばして、自分の足で歩いて、自分の考えで自分のやりたいことを選択できる環境をつくるお手伝いをしたい。そのために重要な3つの約束をします。
それぞれの人生設計を尊重し、適切な距離でケアを目指します。
気持ちに寄り添う知性を目指します。
もう年だから、とあきらめる人もいますが、できないと思えることも無理せずにどうしたらできるのかを一緒に考えていきたい。
それぞれの人生設計を尊重し、共同と継続を目指します。
いつまでもアクティブな日々を
過ごしていただくために。
サンミット大日には健康寿命を延ばす環境があります。
ほどよい距離の見守りやサポートが、暮らしの安心を守ります。サンミットシリーズにお住まいの方がイキイキと充実した時間をお過ごしの理由の一つではないでしょうか。